コマンド

水嶋ヒロくんに浮かれてばかりいれないので、
久しぶりに犬ネタを…

タイトルにあります「コマンド」ってわかりますか？？
日本語で「号令」と、いう感じでしょうか。

わかりやすく言うと
「おすわり」とか「ふせ」とか「待て」とか「来い」とか「ハウス」…
とか、ってことですね。


みなさん、コマンド出す時、どうしてますか？？
伝えたい気持ちが早まって大声で言ってしまってませんか？

コマンドは小声で言う

これを試して下さい、是非是非

何故かわかりますか？？
嫌でも耳に入ってくる大きな声よりも、
注意してないと聞こえない声の方が、
犬が常に注目しようとするから。
です

「遠くから指示出す時は？？」と聞こえてきそうですが、
そういう時はジェスチャーで指示を出した方がいいと思います。
視力より聴覚の方が優れてる犬なんですが、
何故か、声のコマンドよりもジェスチャーを見て動く子が多い、
ような気がします。
視力は悪くても、動体視力は優れてますから、
それが関係してるかもしれませんね

よく
「この子、悪いことしてるってわかってるみたい。
　私が怒ろうとすると勝手にお座りするし」というような話が
ありますが。
それは「悪いことしたから」と思ってるのではなく、
「怒り始めそうだ…」って感じ取ってるから、
ではないか、と今の研究段階では言われてます。

お母さんの眉間にしわが寄っていくのを見てるんですよ
実は視力がいいんじゃないの？？って、私は思うんですが（笑）


それから、それから。
コマンドを出した後に付け加えて言ってしまうコマンド。
あれは控えるように心がけたいですね

「お座り」と言いました→犬は座りません
ここで→「ちょっと？！」　　と、言ってしまう、これです

「ちょっと」に限らず「あれ？」とか「ね～？？」とか、
「お座りってば～～」とか「お～い！！」とか「え～？！」とか……。


そんでもって、この付け加えに反応してちゃんと行動する犬が
これがまた意外に多いんですよね～。
だから、余計にこちらもやってしまう…

でも、付け加えが増えてしまうと、本来の「お座り」に意味がなくなり、
「お～い」と言うと座る子になってしまいます。

実際、私が専門学校で担当していた「ダイ」という超ハンサムな犬が
いたのですが、この犬がハンサムなくせにマイペースで
「座って」と言っても反応しないので、
「座って」の後に「あのさ～ダイちゃんさ～～」って愚痴ると
パッと座ったのをきっかけに
「座って……ダイちゃんさ～～」って言ってたんです。
そしたら、ダイは「座って」を飛ばして
「ダイちゃんさ～～」って言っても座るようになりました。

だって、「ダイちゃんさ～」って言った後に座れば、
褒めてくれるわけですからね～。

犬ってすげ～～



って、ことで、みなさんも「コマンド」見直してみて下さい