レンタル・チルドレン

読みました

おもしろいけど…すっきりしない感じで
「どういうことなんだろう…」って考えないといけないです


山田悠介

この人…ホントすごいな…。
これからもっと来るだろうな…

黄泉の階段

山田悠介の短編の１つです。

これは……ホラーといえばホラーなのかもしれないけど、
ホラーじゃないといえばホラーじゃないのかもしれない。

私は、感動してしまいました


ある「事情」があって「隠し事」があるんですが、
それが切ない


もし興味があれば是非。
山田悠介の短編集である「８．１」の中に入ってます。

欲しかった本

いっぱいあるんですが…

我慢して、２冊だけ買いました


「レンタル・チルドレン」は
ずっと欲しかったんですが、出会いがなくて
参考書とか「買わないと」って物は
ネットで注文したりするんですが、
小説とかは、
どっちかと言うと本屋で手に取って買いたいんです


で、
「ソロモンの犬」は、本屋で衝撃受けて買いました
あらすじを見れば…

犬に引きずられて死んだ子どもの事故を目撃した大学生が
真相に迫る。
動物生態学に詳しい専門家に相談に行く…
（私的にまとめて書いてます）

と…。


推理好きとしても動物好きとしても行動学を学んでる者としても


無視できませんでした



ところで、ソロモンの犬の表紙。
興味深くないですか？

これはきっと、柴犬でないとシックリこなかったんでしょうね。
ラブやゴールデンではミステリアス性が薄いし、
攻撃訓練などのイメージがあるシェパードやドーベルマンでも
何かしっくりこないし……。

そして、この犬の表情！！！
深いな～～…。

楽しみです

あそこの席

山田作品また１冊読み終わりました

今回は学校が舞台でして…
リアルな感じがあって……
ホラーとしては「そんなに怖くない？」と
思ってしまうかもしれませんが…
舞台が学校なので……
身近に感じてしまう、というか…
実際にありそう

主人公の女の子に嫌がらせが始まり、
その犯人を突き止めるストーリーですが、
一緒に突き止めてくれる教師が
「今はいないな…」と思ってしまう体育会系で。
「俺が守る」と主人公に言います。
こんな先生、また出てきてくれるといいな…
いや、います、きっと。
でもこんな先生が働き辛い学校になってるんですよね

今回は主人公は女の子なので
恒例の「主人公に恋をする」はありませんでしたが。
准主人公的な男の子がいて…勝手に「男前」と妄想してました

解説が、長澤まさみ　で。
「あのまさみちゃん？」って思ったら、あのまさみちゃんでした。


山田作品、あと２冊が新品のままあります。
その次は誕生日にもらった江戸川乱歩さんを読んで…
あとは……どうしようかな～～

×ゲーム

怖かったです…。
今回もハラハラしました。
残酷な部分もあり、
途中で本から目を離してしまいました。
少しびびっていたので、
１人で読めず、
ミスドで時間潰しも兼ねて読んでました。

女の復讐と女の純愛と……ラストのラストは意外なことが…

意外に嫉妬深い私は
この女の気持ちがわからなくもない自分が怖かったです。
でもこの女のように行動に移すことはない、と今は思ってます。
今は、ね。
人間はどう転がるかわかったもんじゃないですので……。


私は何故か…
山田悠介の小説の
主人公の男性に好意を持ってしまいます。
むしろ、恋かもしれない。
彼が傷つかないことを祈ってしまうし、
無事にラストを迎えてくれることを祈ってしまいます。
他の登場人物はどうなってもいい、というわけではありませんが。
それは何故なのか、わかりません。

最後のあとがきの内容が気になりました。
「江戸川乱歩に似た部分がある」という内容でした。
江戸川乱歩も少年探偵団も
コナンくんの世界でしか私は知りません。
あとがきによると
「この世界は入ってはいけない。覗くだけだよ」と
伝えてくる作品なんだ、と。
ホラーを書く人はたくさんいるけど、
それは簡単にできることではない、と。
山田悠介の作品も「入ってはいけないんだ」と
伝えてくるんだ、と。

そうですね、それがどの作家にもできれば
「映画の真似をした」とか「小説に入り込んでしまった」とかの
銃乱射とかが無くなるかもしれないです。

江戸川乱歩　再来？？

その前に江戸川乱歩読まないとな……。