最近やっと気付いたこと

愛犬が他界してから、気付いたことがあります。
「犬嫌いの人がどれほど迷惑してるか」ということです。

愛犬が他界してからは「うちも犬がいるしね、お互い様だわ」と
いうような気持ちが少しずつ無くなっていくので
今までは何とも思わずに過ごしていたことが、気になるようになりました。

そもそも「犬嫌い」というのは
「犬好き」が作り上げたものです。
「犬に噛まれた」「吠えられた」「追いかけられた」などの
経験が「犬嫌い」になっていき、
またそれを聞いた子孫がそれを受け継いで行ってしまう…と。

私は犬好きですので、犬嫌いの人の気持ちを全て理解するのは
難しいのかもしれませんが、できるだけ理解しようと思います。
そして「好きにはなれないけど…ま、隣に住んでるくらい良いか」と
思ってもらえるような社会にしていけたらいいな、と思っています。
そうなれば、もっともっと犬が社会に受け入れられると思います。
「アメリカでは～なのに」とか、アメリカの表部分ばかりを
真似しようとせずに、そうなるためにアメリカの飼い主がどんなことを
しているのか、ということまでに目を向けていただきたいです。

まず、できることから始めてみましょうよ。
私はよく「うんちだけじゃなくて、おしっこの後始末も」と
言いますが、みなさんは実行されてますか？？
消臭スプレーをしたり、お水をかけたり、トイレシーツで吸い取ったり。
面倒かもしれません。慣れるまでは面倒です、正直。

でも、考えてみて下さい。
もし、我慢できずに道の端でトイレをしている子どもの後始末を
保護者の方が（水を流すなど）していたら…悪い気はしないでしょう？
「そこの公園でうちの犬よく遊ぶのに！おっさん立ちトイレすんなよ！」って思うこともあるでしょう。
でも、逆に幼いお子さんをお持ちの保護者さんに
「うちの子そこでよく遊ぶのに！おしっこさせんなよ！」って
思われてるかもしれませんよね。

補助犬法ができるのも日本は遅すぎました。
でも、それは何も法律を考えてる偉い人達のせいばかりじゃないのです。
一般の飼い主さん達のマナーの悪さにもあるんです。
もちろん、マナーをきっちり守ってる方もたくさんいてます。
ですが、そういう人達は「まだ何かできないか？これで良いのか？」と
常に考えてくれてるので「うちはちゃんとしてる」とは思ってません。
「頑張ってる人は頑張ってることに気付かない」というような感じでしょうか。

これを読んで「うちは大丈夫だよ」って思ってしまった飼い主さん！！
ちょっとだけ、犬が苦手な人の気持ちになってみましょうよ