子どもと犬

今、姉が出産を終えて帰省しています。
ベビーシッターの資格を持つ私は、
「バイト休んで下さい」と母に頭を下げられて、
犬のお仕事は休まない、という約束で、
「休んで迷惑かけるなら」とアルバイトを辞めました。
なので、夜も時間ができました。
少し遅めのお散歩なども遠慮なくご連絡下さい
ま…そろそろお金も貯まったし
「勉強」という名の旅に出ようかと思ってたので
調度よかったんですが
が！！子守が終わってからの話し

「犬と子どもの関係」
私が得意としている分野です。
子どもさんにしつけを指導させていただいたこともありますが、
すごく勉強になります。
だってね、嘘言わないもん。
「な～わからへんわ」「難しいって、こっちは子どもやねん」とか
どんどん言ってくれますので、こちらもどんどん変われます。
大人の方は「そんなこともわからないのか、って思われる」とか
「こんなことが昔あった、って言ったら怒られる」とか、
都合の悪いことを隠されてしまうことがありますので、
犬の行動の原因を探っていく段階で詰まってしまうことがあります。
子どもに「～なことあったんちゃう？だから～なんちゃう？」って
言うと「そうや！！よくわかったな～」と（笑）
子どもさんとの時間の時に最後に必ず質問します
「また来てやってもいいかな。って思う？」と。
「うん」と言ってもらえたら、ぐっすり眠れます

ここんとこは、そんな仕事もしてないし、
またやりたいな～～
でも「先生よろしく」って
犬と子どもを置いて買い物に行くのは
辞めて下さい

その前に「先生」っと呼ばないで下さい。
っていつも言ってんですけどね…。
私がお世話になってる先生達は
みんなこの気持ちを持ってます。
「先生っていうことないんですよ」って
１度は必ずクライアントに言うようにしてる人、
（でも強制ではないのでそれ以上は言わない）
「呼び方は自由だし」と思っていても、
私が「先生って呼ばれたくないんですよね」って
話してみると「わかる！！そうだよね！」って言う人。
「先生」と呼ばれて良い気になってる人は、
私は嫌いだし、力を借りようとも思わないし、
相手にもしたくないです。

ちょっと話しズレてしまいました

最近やっと気付いたこと

愛犬が他界してから、気付いたことがあります。
「犬嫌いの人がどれほど迷惑してるか」ということです。

愛犬が他界してからは「うちも犬がいるしね、お互い様だわ」と
いうような気持ちが少しずつ無くなっていくので
今までは何とも思わずに過ごしていたことが、気になるようになりました。

そもそも「犬嫌い」というのは
「犬好き」が作り上げたものです。
「犬に噛まれた」「吠えられた」「追いかけられた」などの
経験が「犬嫌い」になっていき、
またそれを聞いた子孫がそれを受け継いで行ってしまう…と。

私は犬好きですので、犬嫌いの人の気持ちを全て理解するのは
難しいのかもしれませんが、できるだけ理解しようと思います。
そして「好きにはなれないけど…ま、隣に住んでるくらい良いか」と
思ってもらえるような社会にしていけたらいいな、と思っています。
そうなれば、もっともっと犬が社会に受け入れられると思います。
「アメリカでは～なのに」とか、アメリカの表部分ばかりを
真似しようとせずに、そうなるためにアメリカの飼い主がどんなことを
しているのか、ということまでに目を向けていただきたいです。

まず、できることから始めてみましょうよ。
私はよく「うんちだけじゃなくて、おしっこの後始末も」と
言いますが、みなさんは実行されてますか？？
消臭スプレーをしたり、お水をかけたり、トイレシーツで吸い取ったり。
面倒かもしれません。慣れるまでは面倒です、正直。

でも、考えてみて下さい。
もし、我慢できずに道の端でトイレをしている子どもの後始末を
保護者の方が（水を流すなど）していたら…悪い気はしないでしょう？
「そこの公園でうちの犬よく遊ぶのに！おっさん立ちトイレすんなよ！」って思うこともあるでしょう。
でも、逆に幼いお子さんをお持ちの保護者さんに
「うちの子そこでよく遊ぶのに！おしっこさせんなよ！」って
思われてるかもしれませんよね。

補助犬法ができるのも日本は遅すぎました。
でも、それは何も法律を考えてる偉い人達のせいばかりじゃないのです。
一般の飼い主さん達のマナーの悪さにもあるんです。
もちろん、マナーをきっちり守ってる方もたくさんいてます。
ですが、そういう人達は「まだ何かできないか？これで良いのか？」と
常に考えてくれてるので「うちはちゃんとしてる」とは思ってません。
「頑張ってる人は頑張ってることに気付かない」というような感じでしょうか。

これを読んで「うちは大丈夫だよ」って思ってしまった飼い主さん！！
ちょっとだけ、犬が苦手な人の気持ちになってみましょうよ

毒入米

摂津市で毒入米が公園に置かれ、
鳥や犬や猫が命を落としました。
捜査が進んで、近所トラブルが浮き上がりました。
普段から公園で猫に食べ物を与えてる人がいたそうで、
周辺住民から苦情が出ていたようです。
一見「良いことをしてる」ように見える行為ですが、
周りの人はとても迷惑してることが多いのです。

それで腹を立てた住民が米を置いたのか、
逆に嫌がらせに餌付けをしていた人が置いたのか。
どちらにしても、動物達からすればいい迷惑です

明大にて

土日と東京に行って、さっき帰宅しました。
もちろん、お勉強
な、なんと。あの明治大学にて講習を受けたのです
自分の人生に明大なんて無縁だと思っていたのですが、
週末は明大に出入りしてました。


ちょっといがんでるな～

「養成講習」となってますが、
一般の方でも誰でも聴講は自由なのです。
試験を受けるかどうかは別ですので。
動物看護師さんや、獣医さんなんかもいらしてたんじゃないか、
と思いますが、そんな方達と肩を並べて勉強しておったわけです。
前回の講習の時は「難しい～～」と終わった時にはグッタリでしたが、
今回はとても楽しかったです
私の脳みそが少し大きくなったのか、何かを忘れてスペースができたのか
わかりませんが…とにかく楽しかったです

どこかの大学病院で獣医さんをしてる先生が講師で舞台に上がって
いたのですが、関西にいらしたとか出身だとかで、
時々「あ、ごめんなさい…」と標準語に直して喋っていたのが
おもしろくて楽しくてファンになりました
心臓の専門の先生だそうで、とっても偉い先生なんだと思いますが…
恐らく獣医さん対象レベルのセミナーもしておられると思います。
この先生の話しならまた聞きたいな～と思いました。

獣医さんの話しになったので…。
私が日本一だと感じてるＹ獣医先生は今も関西にはいてますが、
この辺ではないと聞いてます。
自分の犬を診てもらったわけではなく、獣医学を教えていただいてた
過去があるのですが…元気かな～～。
なぜ「日本一」なのか。
「ファニーで毒舌」だから、です
とっても楽しいのですが、言うときゃ言うぞ、という…。
飼い主さんにもズバズバ言っちゃいます。
でもファニーなので説明のし方はめっちゃ上手いのです。
でも…「先生、いつかセクハラで訴えられるわ…」って
心配してしまうような一面もあったりして（笑）
余計な話をしてる時は声がでかいけど、獣医の顔になると静かに喋る、
というのが、とっても記憶に残ってます。
彼の授業の時にボーっとしてたことがあり、
「おい…目開けて寝れるんか？？」と言われたのを思い出しました（笑）
ね？？？診てもらいたくなったでしょう？？

犬は叱ってはいけない？！

よくしつけの本に「叱ってはいけません」と書いてあります。
私も「叱らないで下さい」って言う時がありますが、
「犬は叱ってはいけない」とは思ってません。
そのケース、そのケースによって「叱らない方がよい」「叱った方がよい」など様々なんです。

「褒めることができない人に叱ることはできません」
なので、信頼関係を作り、たくさん褒めることを飼い主が覚えてから、叱ることを導入するべきだと、私は考えています。
「本に叱るなって書いてあったから…」とイタズラがエスカレートしていってしまった相談を何件も受けていますが、「叱っても良い」のです。
でも「叱り方を間違えてはいけない」です。
そして「叱ることは褒めることより難しい」のです。

あんまり「○○してはいけない」とかっていう表現は使わない方が良いのかもしれませんが……。あくまで「私の」考えです


だから…締めくくると…
「そのお家に合ったやり方で良い」ということです。
「本に書いてあった」とかではなくて、「どれが家にあってるか？」という考え方で物を見ていただきたいな、と思っています。
飼い主さんとの会話の中で、犬に関係ないような話しでも私が喜んで聞いてるのは、ただの話し好きだからではありません（本当か？？）どの情報も今後のアドバイスやお世話に役立つからです
なので、これからもどんどんお茶に食事に誘って下さい～～（笑）